Service

診断内容

突発故障の無い、安定操業の実現へ

       

私たちテクノスパイラル株式会社は、豊富な経験や最先端の技術をもとにお客様の設備をサポートいたします。振動速度、振動加速度の傾向管理や周波数解析による軸受摩耗診断、聴音による診断などを行う「機械診断」、高圧電動機・発電機・ケーブルなどの高圧精密絶縁劣化診断(直流吸収試験・交流電流試験・誘電正接試験・部分放電試験・絶縁耐圧試験)を行う「電気診断」などから、お客様に最適な設備保守のサイクルを提案いたします。また定期修理、突発停止などあらゆる状況に対応でき、豊富な実績と経験で信頼性の高い「整備・保全」により、お客様の大切な設備をお守りします。

               

高圧精密絶縁劣化診断(電動機・発電機・ケーブルなど)

  • メガーによる絶縁抵抗測定
  • 抵抗測定器によるコイル抵抗測定・・・・・・レアショートの発生状態を把握します。
  • 高電圧絶縁系による直流吸収試験・・・・・・絶縁物の吸湿状態を把握します。
  • 自動tanδ測定器による①交流電流試験・・・・絶縁物の吸湿、汚損、劣化状況を把握します。
    • ②誘電正接試験・・・・絶縁物の吸湿、表面の汚損状態を把握します。
    • ③絶縁耐力試験・・・・十分な絶縁耐力があるか把握します。
  • 部分放電測定器による部分放電試験・・・・・絶縁物内の欠陥の状態を把握します。
  • 各種測定データをコンピューターソフト※1によりグラフ化、コイル・ケーブルなど絶縁劣化状況の診断

※1 コンピューターソフト:このシステムは弊社独自のオリジナルとなります。

▲ 高圧精密絶縁劣化診断車

対象機器から100M離れていても診断可能

他社では不可能な設置場所でも対応可能

測定データ(比較可)
直流吸収試験 交流試験 部分放電試験

全ての試験において、過去のデータを同グラフ上に現し比較することができます。
パソコンを用いて測定を行うため、測定者が変わった場合でも同じデータの取得が可能です。
これにより正確な傾向管理をすることができます。

総合判断!

判定結果表(良否判断)

判定後、即座に
データ・総合判定の
提出が可能です

減点方式を採用
総合判定   100-(総減点数)=90
①良好 適用した測定法における結果に異常は見当たりません。継続使用可能。 100~90
②普通 継続使用は可能です。なお、製造後10年以上経過しているものについては
2~3年周期での傾向管理が望ましいです。
89~75
③要注意 継続使用は可能ですが、絶縁物に劣化傾向が見受けられます。
1~2年周期による傾向管理が必要です。
74~60
④要対策 絶縁物は劣化しています。コイルの巻きかえ等、点検、改修が望ましいです。 59~40
⑤不良 現状での使用は危険です。早急に改修が必要です。 39~0
絶縁破壊電圧予測値 14.85Kv 総合判定点数 90

判定結果表・グラフにより試験項目の良否を一目で判断でき、前回の判定結果との比較が容易に行えます。
測定データに基き現状の推定破壊電圧を算出し、推定余寿命を導けます。
測定結果と総合的に判断し、最適な補修方法や巻き替え時期を提案することができます。

▼高圧精密絶縁診断車内
▼高圧精密絶縁診断測定ソフト

・レアショート試験…レアショート(層間短絡)が発生していないかを把握します。

正常なコイル

異常がみられるコイル

診断対象機器

電動機・発電機の固定子・回転子コイル
布設ケーブル

生産損失 + 補修費用(コイル巻替) 生産損失による損害は計り知れません。

突発事故によるコストを削減するには…

コイルの劣化状況把握

運転停止時、高圧精密絶縁劣化診断による
定期的な傾向管理(2~3年周期)

データ管理しその推移から補修時期・改善方法提案

的確な補修の実施

  • ▶ 洗浄・乾燥
  • ▶ ワニス含浸(ドリップ、ドブ漬け、真空加圧)
  • ▶ 巻き替え

コイルの延命

安定操業の実現

定期的な高圧精密絶縁劣化診断の実施により、安定操業並び大幅なコストの削減に貢献しております。

利点1

truck

全長: 496cm / 幅: 189cm / 高さ: 271cm

測定機材を搭載して移動可能

測定対象物(電動機・発電機・ケーブル等)を搬出しなくても精密絶縁劣化診断が可能

診断可能距離

診断車から測定対象物まで100M診断可能

整備を実施する前に、低コストで絶縁劣化状況の確認ができる

診断結果より最適な修繕方法が推奨できる

利点2

診断車内測定器設置状況

直流(DC)試験/交流(AC)試験で
使用するケーブルが異なる

配線の切替で感電災害発生の危険

切替器

切替器の活用

作業時間の短縮

感電防止

診断可能台数(1日)

短時間での診断が可能に

精密絶縁劣化診断に要する時間

1台当たり 約40分

利点3

過去のデータを同グラフ上に現し比較することが出来ます

一目で診断結果の良し悪しが判断可能

利点4

診断データはパソコンソフトに直接取り込まれ、診断の際に自動でグラフが更新される

速報データの提出が直ちに出来る

測定データの取り込みをパソコンソフトで管理

測定者による誤差が発生しない

利点5

直流吸収試験器は
0.1nAまで測定が可能

どこよりも細密な診断データが測定可能

過去の膨大な実績結果より
推定破壊電圧、余寿命を診断可能

最適な整備方法・整備時期の提案が可能

保全計画の立案が容易になる

推定破壊電圧 推定余寿命を自信を持って提示が出来ます。

弊社は精密絶縁劣化診断技術を極限まで高める為に不要になった機器を、異なった測定環境・状況にて精密絶縁劣化診断を実施し、日々研究を積み重ねて来ました。

さまざまな環境の変化、含浸処置、絶縁物、材料、etc・・・

いろいろと測定条件を変えて、精密絶縁劣化診断を行ない、データー収集を重視し、そして破壊試験を実施してきました。

オリジナルの算出方法を確立しています。
推定破壊電圧の算出
推定余寿命の算出

利点6

高圧精密絶縁劣化診断の増強

高圧精密絶縁診断用 大容量耐圧電源搭載

他社様と比較しますと数倍の容量まで精密絶縁劣化診断が可能です。

4,000kWを超えるような大型電動機や発電機(3kV、6kV、11kV級)に対しても高圧精密絶縁劣化診断を実施出来ます

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